コレクション: 焼酎 > 櫻井酒造
磨き芋の極み、心に響く一杯
〜小さな小さな蔵元が正直に醸す極上の焼酎〜
【雄大な自然環境が育む】
明治38年創業。鹿児島県南さつま市の金峰町に位置する櫻井酒造は、日本三大砂丘の一つである吹上浜の近くに佇む、小さな焼酎蔵です。この地域は、その美しい自然環境と豊かな風土によって知られています。広大な砂丘と日本海が目と鼻の先に広がり、霊峰金峰山もその雄姿を見せるこの地で、櫻井酒造は代々家族経営で焼酎造りを行っており、現在は四代目当主・櫻井弘之氏によって運営されています。
櫻井氏は、その穏やかでシャイな人柄からもわかるように、人々との交流を大切にしながら焼酎作りに情熱を注いでいます。彼が手掛ける芋焼酎には、その人柄同様、優しく包み込むような味わいがあります。地元農家との契約栽培によって育てられた高品質のさつま芋を使用し、この土地ならではの風味豊かな焼酎が生み出されます。
【磨き芋で醸す焼酎造り】
櫻井酒造が誇る最大の特徴、それは「磨き芋」にあります。この工程では、新鮮な黄金千貫(こがねせんがん)という品種のさつま芋を一本一本丁寧に土を落とし、磨き上げます。その結果得られる純粋でピュアな原料から仕込まれる芋焼酎には、一切雑味がなく滑らかな喉越しがあります。また、その柔らかい甘味も特筆すべき点です。一度口に含めば、その後味まで非常によく、一杯飲めば思わずもう一杯と手が伸びてしまうことでしょう。
この「磨き芋」の工程には、多くの時間と労力が費やされます。しかし、それだけ手間暇かけた素材だからこそ、生み出される焼酎には他とは一線を画す独自性があります。その滑らかな喉越しと柔和な甘味は、多くのお客様から絶賛されています。
店主より
晩酌好きとして知られる櫻井さん自身、自分自身でも飽きないような最高品質の焼酎作りを常日頃から心掛けています。その結果として生まれたこの特別な焼酎にはどこか懐かしい風合いがあります。それは温厚で親しみやすい彼自身そのものとも言えるでしょう。この優しい味わい深さゆえ、多くのお客様から愛され続けています。
また、この地域ならではの自然環境も、大切なお客様への感謝として表現されています。吹上浜、日本海、そして霊峰金峰山—これら全てがお互い調和している場所だからこそ、生まれることのできた唯一無二の商品なのです。そして何より、この土地への愛情と思いやり、それぞれのお客様への感謝—これこそが真心込めた商品作りへ繋げている要因と言えるでしょう。
そして是非とも、この素晴らしい自然環境下で育まれた至高の商品をご堪能いただければ幸甚です。