【南果 31度 原酒500ml 2023年製】
⚫︎米・酵母・麹
令和5年産地元の契約農家が農薬やじょそうざいを一切使用せずに育てた県内産米を使用しており、酵母は自然発生のみで、培養酵母などは使用しません。麹は黄麹とわずかな白麹を使用しました。
⚫︎原料芋
中原地区の畑で混植栽培にて育てた橙系(アヤコマチ、タマアカネ、ハヤトイモ、サニーレッド、ジェイレッド)を使用しています。中原地区の畑の特徴は賞有する自社畑の中でも1番きめ細かいパウダー上の砂地で、無堆肥での栽培により、芋本来の味わいを存分に楽しむことができるように栽培しています。また、収穫後には30日間貯蔵して使用しています。
⚫︎芋の特徴
β・カロテンを多く含む。デンプン量は低い。
⚫︎蒸留器
代々伝わる木桶蒸留器による蒸留と、県内でも珍しい錫蛇菅により蒸留されています。
⚫︎風味の特徴
南国系の果物、カロテン特有の香り、金木犀の香り、ヨーグルトのような風味が個性的に開きます。本年の南果は僅かな酸味が特徴でアクセントになっています。
⚫︎アルコール度数・容量・瓶詰本数
31度・500ml・600本
(店主から)
白石酒造が芋の個性を豊かに表現する限定品「南果」の原酒そのまま。
トロピカルフルーツやオレンジのニュアンスにカロテン系の香りはダイレクトに感じられます。原酒にもかかわらず、口当たりはスムーズで心地よいキレを感じます。とろりとしたまろやかさも口の中に広がるのも魅力的です。
白石酒造は代表銘柄に天狗櫻がありますが、これらの限定品は、蔵として挑戦し続ける彼の農業と醸造は土地の個性、芋そのものの個性の追求なのだと思います。
まずはストレートで。常温の水の加水や温めのお湯割り、少しだけ氷を入れた水割からソーダ割まで様々な飲み方に対応できると思います。
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