【ルーク・ランバート ネッビオーロ 2019年VT 】
●ヴィクトリア / ヤラ・ヴァレー
●アルコール度数:13.5% ●クロージャー:DIAM コルク
●品種:ネッビオーロ 100%
ヤラ・ヴァレーの冷涼かつ花崗岩質土壌 の Denton Vineyard(北西の斜面)、樹齢約12年。除梗 し、18日間のマセレーション(人の手によって撹拌)。 温度管理せず、2200L の古樽(スロヴェニア産)と 4000L の仏樽へプレス。熟成。ボトリング前に極少量の SO2 を添加。ノンフィルター、清澄剤不使用。温暖で乾 燥した気候となった 2019 年だが、その中では Luke にと って満足のいく出来となった。最低 2-3 年のセラリン グ、もしくはデキャンタージュ推奨です。
ルークのワイン造りにはあらゆる偉大な造り手に共通する「徹底したハードワーク」と「シンプリシティ」があります。自然には逆 らわず、対話することでかつて自分が魅了された「土地を語るワイン」を造りだす。醗酵は野生酵母により、新樽は使わず、ボトリン グ前に極少量の SO2(20-30ppm 以下)のみ添加。一見シンプルだからこそ、彼が如何に徹底した労力を費やしているか、その違いを 我々はグラスの中に見てとれるのです。 2015 年から自前の小さな醸造所を手に入れ、さらにヤラ・ヴァレーのとある場所に土地を購入し自ら草を刈り開墾、2019 年か ら自社畑として始動しています。